東名鍛工第7期は厳しい船出となりそうです。
第6期は売上は減少しましたが、投資してきた設備の償却が終わったり、修繕費も5期に比べ半分以下になるなど、少しだけ利益体質に近づき、「いいシーズンで終えれるか」と思った矢先のコロナ問題…。
神様はここ最近、本当に短いサイクルで試練を与えてくれます。
こればかりは自分ではどうにもならない問題ですが、20日の日めくりカレンダーに「工夫次第 努力次第 自分次第」とありました。
今までは「ほんとその通り!」と思っていましたが、これを見た瞬間「いやいや、さすがに今回は自分ではどうにもならないでしょ!」とひとり突っ込んでいました。
「まいったなぁ」と悩みつつ、アパートに戻り、京セラ創業者 稲盛和夫さんの「考え方」という本を読みました。
この本は、困ったとき、悩んだときに私が読んでいる本ですが、そこには「挫折にへこたれないこと。災難は天が与える素晴らしい贈り物」と書いてありました。
今やろうとしていることは決して間違ってはいないと確信しています。ただ今回のコロナ問題は、誰も経験したことのないとんでもない事態であり、最大の試練です!
先の見えない問題ですので「もうだめだ」と思うこともあるかもしれません。
でも、耐えて耐えて耐え忍んだ先には「光」があるのもまた事実。
「自分次第」というのは、「自分ではどうにもならないことも、自分次第の考え方でどうにでもなる」ということなのだと、理解しました。
荒波の船出ですが、今期も気張りまくります!
東名鍛工株式会社 代表取締役社長 宮嶋俊介