先日、東京出張の際、久しぶりにNTT時代の後輩で、できる男 K君に会って、食事をしてきました。K君は現在、衛星放送の先駆け的な会社に転職し、業界人としてバリバリ活躍しています。
で、聞けば今年の春から、取締役として経営にも参画することになったとのこと!
「やっぱGAORAもKちゃんをほっとかんかったか~Σ(゚∀゚ ノ)」と感じた次第ですが、このK君、見た目はかわいらしい男なのですが、昔からかゆい所を感知する能力というか、相手が何を望んでいるのかを感知するというか、「できる男やな~」と思うことが多々ありました。
会社で飲み会があると、彼に任せておけば安心。おっちゃんにも若い者にも満足いくお店をいつもチョイスしてくれました。営業成績も常に上位で、お客さんに電話代が安くなるだけでなく、お客さんの声に耳を傾け、お客さんが望むことなら他社製品も提案し、どんどんお客さんを獲得していきました。
「できる人」というのは、私が思うに、先を読む力、相手に期待以上の満足を与えることができる人のことではないか、と思っています。
例えば上司から見積りの指示をされた場合、見積りだけを作ればそれでいいのだけれども、「これは図面もあった方がわかりやすいでは?」と感じたのであれば、さらに図面を添えて上司に提出する。すると「おっ!やるやん♪」となるわけです。
K君と会ったこの日も、当初現地集合でしたが、お店の場所がわかりづらいところにあったので、K君はわざわざ新幹線口で待っていてくれ、お店までナビゲートしてくれました。加えて、大変混んでいるお店なので、前もって席も確保してくれていました。
今回、できる男 K君と再会し、人はお金のかかった大きな仕掛けに感動し、感激するのではなく、 ほんの小さな心遣い、さりげない思いやり、温かな無償の行為に感動するのだと再確認させてもらいました。
東名鍛工株式会社 代表取締役社長 宮嶋俊介