東名鍛工第7期が終わりました。
売上は対前年比約2割ダウンという厳しい結果でしたが、清水の街を歩いても人の姿は本当にまばらで、飲食業の厳しさに比べたら、2割ダウンなど厳しいうちに入らないかもしれません。
さて先日、会長が東名鍛工に来社した折、久しぶりの清水泊だったので、せっかくなので清水のおいしい幸を食べてもらいました。
お店は私が清水にきて以来、 お客様のおもてなしの際に、いつも大変お世話になっている寿司割烹 一兆さん。
コロナ禍では月曜日休業が多いので「やってるかな?」と思い、一兆さんに確認したところ、「開いてますよ」とのこと。
会長と社員さん、私の3人で寄せていただきました。
しかしながら、お客さんは私ら3人だけ。「やっぱ厳しいんだな」と思いつつ、食事を進めていると、いつもと何か違う。
「あれ?今日は手書きメニューがない。後ろのふすまも閉まっている。もしかして…。」そうです。マスターはコロナ禍なので、この日は休業にしていたようなのですが、何も言わず私たちだけのために、お店を開けてくれていたのです。感動でした。
コロナ禍の今、確かに感染リスクは裂けなければなりません。でもこのままでは、いざ収束した折には、今までお世話になったお店なり会社が無くなってしまっているかもしれません。
私は社員さんには「リスクは避けて」と言いつつも、矛盾しているかもしれませんが、お世話になったお店は少しでも「力になりたい」と思っています。
ですので、不要不急の外出は控えつつも、必要至急の要件なりの際は、「飲むときは黙って飲む。話すときはマスクをはめる。」を徹底し、コロナ禍にあっても、自分のできる範囲で何とか力になれれば、と思っています。
まだまだ厳しい状況は続きますが、できることを毎日一所懸命頑張っていきたいと思います。
東名鍛工(株) 代表取締役社長 宮嶋俊介